株式会社オムニツダ｜貿易とものづくり木製品の製造メーカー

　2023.02.20

海外出張便り 突板関係の現状報告

１．突板仕入れの為に直接海外工場訪問

当社株式会社オムニツダは突板の現地直接輸入を行っております。今回もお客様ご依頼商品並びに当社工場使用の突板を検品購入のため弊社社員が直接現地を訪問し検品を行いました。

２．一部では改善の兆しも、他方では入手困難な樹種も

昨年よりコロナ禍を発端としたウッドショックも落ち着きを見せ、突板以外の各商材の輸入も落ち着きを見せている状況下。昨年2022年はホワイトオークが不足しており異次元のスピードで取引がされている現状がございました。
本年はその経緯も踏まえかなり以前より注文突板の集材を工場に依頼し検品購買に挑みました。本年現時点の状況としてはホワイトオークの入荷状況は改善されている状態であるものの、しかしながら一方でウォールナットの集材不足により希望グレードの購入がままならぬ状況が発生しております。
また集材難はウォールナットのみに留まらず、ホワイトアッシュ突板についても虫害の影響で希望品質の商品が全く出て来ておらず、今回用意された単板のほとんどが基準外という状況となりました。

　弊社は今後も、少しでもお客様のお手元にお手頃ながらも品質が保証できる突板を購入するため、実際に現地に赴き検品を続けて参ります。様々な原材料の状況が変化する昨今ではございますが、引き続き仕入れに一層力を入れ業務に当たらせて戴きます。今後とも弊社オムニツダ製品により一層のご愛顧の程宜しくお願い致します。